FESTIN de LUMIÈRE 2015 終了!

10月3~4日、兵庫県西宮市で開催された 光の宴 フェスタン・ドゥ・ルミエール 2015」に出演させて頂きました!

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前々日~前日と東北~北海道に爆弾低気圧が来ていてヒヤヒヤしましたが、飛行機は無事に飛び、3日のお昼過ぎに会場の辰馬本家酒造(白鹿本社)さんに到着しました。冷たい雨の北海道とは一転し、現地は見事なまでの晴天に恵まれました。

この2日間は「西宮酒ぐらルネサンスと食フェア」ということで市内の至る所でイベントがあり、日本酒を堪能するには最適な秋の週末となりました。

早速セッティングなどした後、15時から演奏開始となりました。

今回の私たちには、「ミュゼットの演奏で、会場のお客様をダンスに巻き込む」というミッションがありました。そう、これはまたとないミュゼットダンス紹介の機会です。そこで、昨年8月のフランス遠征の際にアヴェロン地方で教わったポルカやブーレのダンスを友人たちに仕込み、ダンスチームとして一緒に連れて乗り込んだのです。


私たちの演奏に合わせてダンスチームがステップの見本を紹介しながら踊ると、最初は立ちあがるのをためらっていたお客様も、お酒がすすむと次々とダンスの輪の中に。(さすが関西!) 輪は次第に大きくなり、笑い声あふれる楽しい時間となりました。

そして18時からはいよいよ「光の宴」。辰馬本家酒造の社長さんの乾杯の音頭で、光のオブジェにいっせいに明かりが灯ります。

我々の後ろに光っているのが「光の渡り鳥 Oiseaux de Lumière」です。フランスの若手アーティストPITAYA氏によるもので、日中とは違った表情を醸し出しています。


会場内の建物や敷地いっぱいに映し出されたのは、長谷川章氏の「光の掛け軸」。時間を追うごとに絵柄が変わっていき、あたりは夢の世界に入り込んだような絶景となりました。

全身真っ白なコスチュームに着替えた私たちは、この壮大な光を映すキャンバスの一部となって、様々な色に照らし出されながら演奏しました。

夜が更けるとともにイベントは佳境に入り、最終ステージでは大人からお子さんまで実に多くの皆さんがダンスに参加してくださり、大きな歓声が飛び交います。私たちも、思いっきり楽しみながらの演奏となりました。こうして初日は無事に終了。

二日目は日中のみの演奏でしたが、早い時間にも関わらずお越しくださった沢山のお客様と、会場スタッフのみなさんが一緒になってダンスを楽しんでくださいました。

あっという間の2日間でしたが、このように今回の遠征はとても密度の濃い時間でした。

慌ただしく帰ってきてしまいましたが、辰馬本家酒造株式会社の皆さま、大変お世話になりました!そして、この度ラ・ゾーヌを呼んで下さった「光の宴」プロデューサーのマニグリエ真矢さん、ありがとうございました!なんと、「ミュゼット楽団」を探して、遠く離れたラ・ゾーヌをインターネットで見つけて、オファーを下さったのです。SNSにもアカウントを持たない地味な活動の我々に、よくぞご連絡くださいました。そして音響でお世話になったハーツ・ミュージックさん、アコーディオンやバグパイプ・バンジョー・シロホンなど変わった編成にもかかわらず、快くご対応くださりありがとうございました!


またいつの日か、皆さんとお会い出来ますように!