ゴールデンウィーク中のイベント

久しぶりのご報告となりました。皆様お元気でいらっしゃいますか?
札幌では例年よりも早く桜が咲き、ようやく過ごしやすい季節となりました。
ラ・ゾーヌはこのゴールデンウィーク中、二回のイベントにて演奏させて頂きました。

 

一つ目は「日本女性会議2014札幌」のプレイベントの講演×演奏会でした。
「日本女性会議」とは、男女共同参画に関する国内最大級のイベントで、男女共同参画社会の実現に向けて課題の解決策を探る・・・とありますが、そもそも「男女共同参画企画」とは、男性も女性も意欲に応じてあらゆる分野で活動ができることを実現できるように、取り組みを進めている、というものです。
本編は10月17日~19日に札幌コンベンションセンターで開催が予定されています。公式サイトはこちら

今回のプレイベントでは、我々が女性のみで構成されている楽団という事に始まり、ミュゼットが全盛期の頃の女性の社会的地位、また残されている録音から、実在した当時の女性の演奏家がどういった活動をしていたのか、などを紐解きつつ講演と演奏を進め、
一時間くらいおつきあい頂きました。

ミュゼットとはどんなものかについてからの話では、その歴史をさかのぼり、中世ヨーロッパの吟遊詩人の話も。おなじみキャブレットの紹介もさせて頂きました。


演奏した場所は、札幌駅と大通公園をつなぐ地下歩行空間の北3条交差点広場で、我々にとっては初めての会場でした。

おかげさまで、大変多くの方々に足を止めて聴いて頂けました。ありがとうございました。

 

そしてたなこさん、ナタリーさん、前田さん、いつもCD販売のお手伝いや撮影ありがとうございます。アルバムの方にもいくつか収めておりますのでご覧下さい。

もうひとつのイベントは、5/3に行われました「りびあん」でのラ・ゾーヌ単独ライブでした。

「りびあん」は、札幌市南区北の沢の住宅街にあり、ライブ時のみ営業しています。店主選りすぐりのライブが不定期で行われています。

 

ラ・ゾーヌは8年ぶり、二度目の出演で前回はラ・ゾーヌ本体三名のみでしたが、このたびはサポートメンバー含む計6名で演奏しました。

当初はムッシュオルモン氏の男性歌唱も披露させて頂く予定でしたが、インフルエンザに罹患してしまうアクシデントが発生、やむなく出演を断念。楽しみにされていた皆さまにはお詫び申し上げます。是非次回パリ祭での出演をお楽しみに。

 

前半は器楽のみで一時間ほどたっぷり(やや押し気味に…)演奏させて頂きました。後半は赤間らんじゃさんの歌唱と共に。らんじゃさんとラ・ゾーヌ出会いの逸話なども交えてお送りしました。

 

そして今回の特別ゲスト、佐々木朱美様をお迎えし「パリの屋根の下」と「詩人の魂」二曲をお送りしました。

伸びやかな歌声とともに、フランス語を交えて歌われている事も相乗効果を成し、目を閉じると原曲があったころのかつての街の風景が脳裏に浮かぶようでした。何よりもご健康で素晴らしい事です。

佐々木朱美様は実はりびあんの店主のご母堂でいらっしゃいまして、ご友人や歌の御仲間も多数見えられていたようです。

 

当日はちょっと肌寒い中でしたが、こちらも沢山の方にご来場賜りまして、誠にありがとうございました!

当日の様子はりびあんのブログで田畑さん撮影の写真と共にアップされていますので、是非そちらもご覧下さい。

りびあんの田畑夫妻様、大変お世話になりました!

 

この後のラ・ゾーヌの出演イベントはパリ祭(7/13)と毎月恒例の蛇腹夜会です。またいずれかの会場でお会いしましょう!